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"Nine Lives" Out Now!!(part 2)

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今回はメジャーのコロンビアとサインしてのリリースとなった『Nine Lives』ですが、当然スティーヴが前作より名前を使うようになったレーベル" Wincraft"のマークもしっかり付いてます。もちろん録音も同じスティーヴのプライベート・スタジオである"Wincraft Studio"。以前は"Netherturkdonic Studio"とクレジットされていたものを改名したのかもしれないですが。

アソシエイト・プロデューサー(エグゼクティブ・プロデューサー的な意味合い?)のクレジットがあるジョンソン・サマーセット、エンジニアのジェイムズ・トーラー、とスタッフも前作と同じで、マスタリングエンジニア/スタジオも同じ(メトロポリス・スタジオ@ロンドン/トニー・カズンズ)。もちろんスティーヴ自身のセルフ・プロデュースである点も然り。

ということで、単にメジャー・ディストリビュートのシステムを使った自主レーベルからの発売、という形をとっているわけですね。
流通の点で強化がはかられている以外は、前作と同じようにスティーヴのペースで制作されたことが伺え、サウンド傾向も共通点が多くあります。ミキシング的な観点だと、エンジニアが同じだけに、スティーヴの声にかけられたディレイなども前作と近い感触。そんなところもやはり『About Time』と『Nine Lives』は兄弟だな、という感じを受けますね。

1曲目はパーカッションとギター・シークエンスのループの上でスティーヴがアコースティックの弾き語り、という形式の一人多重録音でしたが、2曲目からはバンドが登場。"Fly"はオフィシャル・サイトで発売に先駆けて公開もされていましたが、ジョゼーのガットギターとポールのソプラノサックス等がスパイスになった、マーヴィン・ゲイ風のナンバー。ブラジル音楽とアイリッシュ音楽がスティーヴ流ソウル・ミュージックの中でブレンドされ、文字どおり飛んでいっちゃいそうな気持ち良さです。

ポール・ブースは参加していない3曲目の"Raging Sea"では、迷子になりそうなジョゼーのギター・リフ(ナイロン弦を張ったあの変な形のギターの音ですね)に乗ってスティーヴが歌い出し、おおっと驚かされますが、バンドが入ってくると7拍子のグルーヴなのがわかります。この雰囲気は後期トラフィックやファースト・ソロに見られたクールでプログレッシブな感じだと思いませんか? 個人的にはこの方向性は興奮しますね~。サビに入ると決してルートを弾かないベース・ノートのせいで不思議な浮遊感を生んでいるのもまた個性的。ベース・ギターが入っていない編成を逆手にとったコード感の妙、といえるかも。スティーヴが書いたわけではないけど、"Sea"なんていうブラインド・フェイスを思い出ささせる単語もタイトルに入ってますし、かなり野心的な曲になってます。

4曲目は"Dirty City"ですが、結局スティーヴがストラトキャスターを弾くのはこの曲だけ。終盤にエリック・クラプトンも参加してソロを弾きまくります。内蔵ミッドレンジ・ブースターで太さをかせいでいる音色のエリックに比べ、スティーヴはもう少しナチュラルかつザックリした歪み感(アンプは2003年以降ずっとライヴで使っているフェンダー・サイバー・ツインかな?)で、タイミングの取り方もレイド・バックしているのが特徴。エリックはグレッグ・オールマンなんかと並んで「レイド・バック」を流行らせた1人ではありますが、これを聴くと思いの外突っ込み型で、がむしゃらなギタリストだなあ、なんてことを改めて思いました。スティーヴのほうが本場のサザン・ブルーズ的などっしりしたグルーヴを持っているんですよね。

5曲目のキレ味抜群なファンキー・ナンバー"We're All Looking"ではジョゼーを外して自らギターを弾いています。しかしここはアコースティックのみ、というのがなかなか男らしい選択。サビのアルペジオ、それと中盤のギターソロを弾いていますが実にカッコ良く決めてくれます! ベイシックは当然ハモンドB3で、頭の「ヒャーッ」という音色のインパクトで持って行かれちゃいますね~、やはり。

(さらにPart.3に続く)

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テーマ : 洋楽ロック
ジャンル : 音楽

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Author:fatpower
かっこいい本物の音楽が大好きな中年です。
ロックの世界をSW中心に考えてみる。
SWについて、もう好き勝手に、迷惑なほど語りますんで悪しからず。
過去記事にも後で気づいたことはガンガン追記、書き換えしまくるので不親切極まりないですが、自分のブログだしやりたい放題で行かせていただきますっ。


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