Gibson Firebird
去る3月4日にニューヨークで、『Nine Lives』のリスニングパーティーが開かれたそうです。
こちらのShigeさんのページで知ったのですが(ありがとうございます!)、そのときのスティーヴがこんな写真を残していたのはなかなか興味深いです。



スティーヴが嬉しそうに持っているギターは第一期トラフィック以降、ブラインド・フェイス、そして第二期トラフィックの73年あたりまでメイン・ギターとして大活躍していた、1968年型ギブソン・ファイアーバードVのリイシュー・モデルと思われます。
このギターを弾き倒している代表的な72年の映像をご紹介しておきましょう!
これは1963年に発売された最初のファイアーバード(いわゆるリバース型)とは違い、ヘッドとボディをそのままひっくり返したような形のノンリバースといわれるスタイルを持つもの。このモデルを愛用しているギタリストはあまり見ないです。加えてこのグリーンのモデルとなると、もはやスティーヴのシグネイチャー・モデルといってもいいかもしれません。68年のモデルですから時代的に言って新品を購入したのでしょうね。
他で最初に思い浮かぶのはクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンですが、なぜか94年の再編トラフィックのシングル"Here Comes A Man"のPVにそのゲイト本人がゲスト登場するんです!
ということはそもそもスティーヴが彼のファンで、このギターを使い始めた可能性はありますよね!
スティーヴの愛器といえば、80年代に2ハムバッキングの派手なギター(ヘイマーあたり?)を使っている時期がありましたが、スペンサー・デイヴィス・グループの頃から現在にいたるまでほぼフェンダー・ストラトキャスターが中心(エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスがこのギターを愛用し始めたのは、SDG時代のスティーヴの影響だった、という事実はもうちょっと知られてもいいと思うのですが…)。
しかしこのグリーンのファイアーバードも非常に印象に残るものでしたし、特徴のある音色のギターだったと思います。
かなり気に入って使っていたようなのですが、結局トラフィック時代に盗まれてしまったそうです。"On The Road"の写真は50年代後半頃のサンバースト・ストラトを持っている写真しかないので、このあたりで盗難にあった可能性大ですね。余談ですが、このストラト、70年前後にクラプトンが例のブラッキーを含めて何本かアメリカでまとめ買いし、スティーヴにもプレゼントした一本と思われます。
それはともかくスティーヴとしても、愛用したファイアーバードと同じモデルとの久々の再会とあってか、良い笑顔ですね~。
これ、スティーヴ・ウィンウッド・シグネイチャー・ファイアーバードとして売り出したらいいんじゃないかと思うんですけどね!
こちらのShigeさんのページで知ったのですが(ありがとうございます!)、そのときのスティーヴがこんな写真を残していたのはなかなか興味深いです。



スティーヴが嬉しそうに持っているギターは第一期トラフィック以降、ブラインド・フェイス、そして第二期トラフィックの73年あたりまでメイン・ギターとして大活躍していた、1968年型ギブソン・ファイアーバードVのリイシュー・モデルと思われます。
このギターを弾き倒している代表的な72年の映像をご紹介しておきましょう!
これは1963年に発売された最初のファイアーバード(いわゆるリバース型)とは違い、ヘッドとボディをそのままひっくり返したような形のノンリバースといわれるスタイルを持つもの。このモデルを愛用しているギタリストはあまり見ないです。加えてこのグリーンのモデルとなると、もはやスティーヴのシグネイチャー・モデルといってもいいかもしれません。68年のモデルですから時代的に言って新品を購入したのでしょうね。
他で最初に思い浮かぶのはクラレンス・ゲイトマウス・ブラウンですが、なぜか94年の再編トラフィックのシングル"Here Comes A Man"のPVにそのゲイト本人がゲスト登場するんです!
ということはそもそもスティーヴが彼のファンで、このギターを使い始めた可能性はありますよね!
スティーヴの愛器といえば、80年代に2ハムバッキングの派手なギター(ヘイマーあたり?)を使っている時期がありましたが、スペンサー・デイヴィス・グループの頃から現在にいたるまでほぼフェンダー・ストラトキャスターが中心(エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスがこのギターを愛用し始めたのは、SDG時代のスティーヴの影響だった、という事実はもうちょっと知られてもいいと思うのですが…)。
しかしこのグリーンのファイアーバードも非常に印象に残るものでしたし、特徴のある音色のギターだったと思います。
かなり気に入って使っていたようなのですが、結局トラフィック時代に盗まれてしまったそうです。"On The Road"の写真は50年代後半頃のサンバースト・ストラトを持っている写真しかないので、このあたりで盗難にあった可能性大ですね。余談ですが、このストラト、70年前後にクラプトンが例のブラッキーを含めて何本かアメリカでまとめ買いし、スティーヴにもプレゼントした一本と思われます。
それはともかくスティーヴとしても、愛用したファイアーバードと同じモデルとの久々の再会とあってか、良い笑顔ですね~。
これ、スティーヴ・ウィンウッド・シグネイチャー・ファイアーバードとして売り出したらいいんじゃないかと思うんですけどね!
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Comment
さすが詳しいですね~。このギターに関してはどなたかに解説してほしいな、と思ってました!
ところでSWがストラトでもECに影響を与えたことですが、このことはECの自伝にも書かれてますし、これから徐々に広まっていくことでしょう。でもこの自伝、いつになったら翻訳はでるのでしょうか。。。
いやはや、ギター話になるとついオタク度がアップしてしまいまして…(汗)
今使ってる水色ストラトについてもいずれやりますよ。
ECの自伝はまだ読んでないですが、女性遍歴ばっかりじゃなくてそこらへんのこともちゃんと書いてあるんですね~。原文ちゃんと読みこなせるといいんですが、なかなか…。
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